ロシアによるウクライナ侵攻が始まった

各ニュースサイト上で、ロシアがウクライナへの侵攻を始めたニュースが配信されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR244ZX0U2A220C2000000/

地球上で紛争や戦争がなくならないことは、誰もが知っているところですが、大国が小国に侵攻するニュースを見ると、より一層、心が痛みます。国同士や一部の組織同士の問題で、一般市民の皆さんが巻き込まれて、傷つけられて、亡くなってしまう…自分の家族が同様の環境に置かれたことを想像すると、いたたまれない気持ちになります。

人間は成長意欲が高い生き物なので、常に上を目指すこと、大きくなろうとすることは理解できます。ただ、人を傷つけてでも何かを奪ってしまう行為そのものは、人間が進化している過程にいるにも関わらず、逆行して退化してるように感じてなりません。国同士のことなので、文化的なことや政治的なことの詳細はわかりません。ただ、誰もが地球の歴史上で繰り返されてきた戦争の悲劇とその結果を知っているはずです。多くの関係のない方々の命が奪われてしまうことが、どういうことなのか、人類レベルで真剣に考える必要がある…ということも分かっているはずなんですよね。

国の中の部族ごと、国同士など、地球レベルで起きることは、このような形で記事となってニュースサイトで配信され、目にすることができますが、身近なところで起きている“人を傷つける”行為が記事なることは少なく、知る機会がなかなかありません。

幼稚園や小学校、中学校や高校、専門学校や大学、そして職場、どこでも“人を傷つける”行為があって、見て見ぬふりをしなくてはならず、なかなか声を上げることができない現実…生きることの難しさの一つでもありますが、“人を傷つける”ことのない、笑顔が溢れる平和な世界が、いつか訪れてくれることを願いながら、自分自身で「人を傷つけていないか」問い続けていきます。

大人になって、傷つけられた過去を振り返って「傷つけられた過去があったから、人に優しくできる」と話される方もいらっしゃいますが、人から優しくされた過去があれば、それ以上に優しくできる大人になっているように感じます。これこそが人類の進化の一部なのではないでしょうか。

国をまたいで地球上で容易にコミュニケーションが取れる現代。世界中の言葉が話せなくても、進化したツールを活用して文字でコミュニケーションを取ると同時に、“笑顔”でもって、優しさや幸せが感じられるように、心掛けていきたいと思っています。