キャラクターライセンスを活用したマーチャンダイズ企画やイベント、プロモーションの実施には、多くの専門的な知識と経験が求められます。ライセンス元との契約交渉や使用条件の確認、ガイドラインに沿った商品開発、デザインチェック、各種申請業務など、一般の企業担当者が通常業務と並行して行うには非常に負担が大きく、実務面でも多大な手間と時間がかかります。
また、キャラクターのブランド価値を損なわないようにするためには細心の注意が必要で、プロモーション展開の企画段階から販路の選定、宣伝素材の整備、イベント当日の運営管理に至るまで、すべてにおいて緻密な計画と実行が求められます。このような一連の業務を社内で完結させるのは困難であり、専門的な知見や実績を持つパートナー企業との連携が、成功のカギとなるケースが少なくありません。
経験豊富なスタッフが、キャラクターライセンスを活用した商品化やプロモーション企画、映画の公開に合わせたタイインプロモーションなどをお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。
◆「推し活」とは
「推し活」とは、アイドルや俳優、タレント、アニメのキャラクターなど、自分が好きになった対象を応援する活動のことを言います。2021年の流行語大賞にノミネートされるなど、耳にする、目にする機会が増え、定着したワードの一つです。
◆「推し活」が経済・消費を支える
「推し消費」という言葉が生まれています。
「推し」がある(いる)ことで、学校の勉強や部活動、仕事を頑張れる、と感じている方々が「推し」のためにお金を使い、企業も様々な手法で「推し」マーケティングを行っています。
日本国内や台湾国内で、数多くの映画やキャラクターのライセンス(版権)を扱ってきた経験豊富なスタッフが、話題の映画や人気キャラクターのビジュアル(写真やイラスト)を活用したキャンペーン企画や商品化のお手伝いをいたします。
【映画・キャラクターを活用した販促・商品化サポート事業】
Support business for sales promotion and
commercialization utilizing movies and characters

映画やキャラクターは、人を惹きつける魅力があります。
好きな映画やキャラクターの商品を持つと嬉しくなり笑顔が生まれます。
キャラクターと企業がコラボレーションした商品、キャラクターとキャラクターがコラボレーションした商品など、多くのキャラクター関連商品があります。弊社では、キャラクターを活用した商品の企画や、キャラクターを広告物に起用するライセンスプロモーションの企画をお手伝いいたします。企画立案からライセンサーへの問合せ・調整、商品を製造するメーカーへの問合せ・調整まで、ライセンスに関するあらゆることをサポートいたします。
▼担当者実績(台湾)
・「ワンピース」×大手回転すしチェーン、ミニチュアフィギュアプレゼント企画
・「NARUTO 疾風伝」×大手回転すしチェーン、ミニチュアフィギュアプレゼント企画
・「初音ミク」×オンラインゲーム、アバター着用衣装プレゼント企画
・「ドラえもん」×日系クレジットカード会社、銀行キャッシュカード発行企画
・「ポケモン」ファンランイベント(世界初)主催、企画立案・ディレクション・運営
・「くまモン」謎解きイベント主催、企画立案・ディレクション・運営
・「カナヘイの小動物 ピスケ&うさぎ」×台湾プロ野球4球団、コラボ商品販売企画
・「ワンピース」×台湾プロ野球4球団、コラボ商品販売企画 など
【弊社担当者実績】
Achievements of our personnel

◆「ワンピース」×台湾国内最大手の回転すしチェーン(2013年)
台湾国内だけで280店舗を構える、台湾国内最大手の回転すしチェーンと人気アニメ「ワンピース」とのコラボ。回転すしを一定のお皿の数分を食べて、プラス何元(NT$)かを支払うとミニチュアフィギュア(8cm~10cm)がもらえるキャンペーンを実施。
予想をはるかに超える反響を見せ、限定販売した「チョッパーマン」も即完売。
「ワンピース」ファンのコレクション心をくすぐり、回転すしチェーンにとっても、史上最も成功したキャンペーンとなりました。

◆「NARUTO 疾風伝」×台湾国内最大手の回転すしチェーン(2014年)
「ワンピース」とのコラボで大成功を収め、2年連続でキャラクターライセンスプロモーションを実施。
起用したのは「NARUTO 疾風伝」。「ワンピース」の時と同様、回転すしを一定のお皿の数分を食べて、プラス何元(NT$)かを支払うとミニチュアフィギュア(8cm~10cm)がもらえるキャンペーンを実施。
フィギュアのポージングにこだわったことで、監修に時間を要しましたが、その分、かなりクオリティの高いフィギュアが完成し、消費者からの反響が大きかった施策になりました。

◆「初音ミク」×台湾国内5大オンラインゲーム会社のダンスゲーム(2013年)
台湾国内には、世界に知られるオンラインゲームメーカーが何社もありますが、その中のTOP5に入る企業が開発したダンスゲームにボーカロイドの先駆け「初音ミク」を起用したコラボを実施。
ゲーム内で「初音ミク」の衣装購入出来たり、店頭販売するパッケージ商品に「初音ミク」限定パッケージを採用し、即完売。担当の方が、同社の同年における最優秀社員に選ばれました。

◆「ドラえもん」×日系クレジットカード会社(2013年~2017年)
台湾では、外国のクレジットカードブランドが強く、日系のクレジットカードブランドは、まだまだ力が弱い状況でした。そこで、日本のイメージが最も強く、「いつでも、どこでも便利」なイメージを併せ持つ「ドラえもん」を起用した長期プロモーションを展開。
プロモーションを通じて、台湾国内の全銀行が「ドラえもん」デザインのクレジットカードを発行し、「ドラえもん」のライセンスプロモーション史上でも稀な大型の立体物の製造許可をいただくなど、台湾国内での同社クレジットカードの発行枚数の増加に大きく貢献しました。

◆「ポケモン」自社主催、ファンランイベント(2016年)
当時、台湾国内では人気キャラクターのファンラン(5km程度の楽しむランニング)イベントが毎年、何回も開催されていました。記憶を辿ると…「ワンピース」、「ドラえもん」、「ハローキティ」、「スポンジ・ボブ」、「アドベンチャータイム」、「NARUTO – 疾風伝」など。
そんな中、満を持して自社主催で「ポケモン」のファンランイベントを開催。多くの企業様の協賛をいただき、会場内にピカチュウTシャツが溢れ、約5,800名を集める大型イベントになりました。

◆「くまもん」自社主催、謎解きイベント(2017年)
台湾国内で開催実績が少ない謎解きイベント企画を立ち上げ、そこで起用したのが「くまモン」。
「くまモン」は台湾に行くことが多く、知名度も抜群のご当地キャラクター。「くまモン」のファンランイベントが開催され、9,000名以上の参加者を集めるほど。
台北市を囲む新北市の南部にある大型ショッピングモール内で史上初の「くまモン」謎解きイベントを開催。5つの謎を解くと「くまモン」のミニチュアぬいぐるみが貰えるイベント。熊本県の観光地を紹介するパネル展や熊本県の特産品を販売する物産展を併設し、多くのお客様を集めました。

◆「カナヘイの小動物 ピスケ&うさぎ」×台湾プロ野球4チーム、コラボ商品の販売(2019年)
台湾プロ野球は、チームごとに積極的にキャラクターコラボ商品を販売していますが、全4球団(2019年当時、2022年現在5チーム、2023年から6チーム)が、同時期に同じキャラクターを起用したことがなく、2019年に台湾プロ野球史上初めて実現し、起用したのが「カナヘイの小動物 ピスケ&うさぎ」。
台湾でもカナヘイさんのキャラクターの知名度と人気は、LINEアプリのスタンプを通じて知られていて、あまりの反響の大きさに、台湾プロ野球連盟(CPBL)もコラボ商品の販売を希望したほどでした。

◆「ワンピース」×台湾プロ野球4チーム、コラボ商品の販売(2020年)
当時、台湾プロ野球でも入場制限が設けられ、多くのプロ野球ファンが野球場に足を運べない状況でした。そんな中、ファンの皆さまに少しでも楽しんでいただこうと、全球団がチケット収入がない中、一致団結してキャラクターコラボ商品の販売を決断。
7月に「ワンピース」の起用が決定し、9月に発売するという、超特急のスケジュールでしたが、版権元様にもメーカー様にも、また、球団の皆さまにもお力添えいただき、ファンの皆さまにも喜んでいただけるキャラクターコラボになりました。